2024/3/20今日の学び

日本史

今日は日本史。幕末の動乱についてまとめていく。
将軍は14代の徳川家茂、老中は安藤信正

当時は開国後であり、外国との貿易がスタートしていた。
その影響をまとめる。

五品江戸廻送令(1860)

農村の商人が江戸を通さずに居留地(外国人のいる場所)へ物資を直送していた。
これにより、江戸に物が入ってこなくて困った幕府が出した法令。

雑穀、水油、ろう、呉服、生糸の五品を横浜港へ直送するのを禁止した。
しかし、この策は失敗に終わる。

万延小判の鋳造(1860)

外国と日本の金銀交換率が相違していた。

  • 日本金:銀=1:5
  • 外国金:銀=1:15

つまり、外国に金を出せば、銀が15も手に入る。

これにより、金貨が大量流出。
それを防ぐために、金の含有量を3分の1にした万延小判を鋳造した。

金の流出を防ぐことはできたものの、これにより物価は上昇(インフレ)。
庶民の生活を圧迫した。

これもきっかけの1つとして、攘夷運動につながる。

幕末の思想

幕末は、以下のような思想で分断された。

  • 尊王攘夷派:天皇中心で打倒幕府
  • 公議政体論:会議による政治(幕府は残してもよい)

※上記2つの思想は完全に対立しているわけではない。