日本史
今日から明治時代の外交について学んでいく。
条約改正問題
幕末に結んだ不平等な条約を解消したい!
その目的としては以下の2つが挙げられる。
1871年 岩倉遣外使節
予備交渉に失敗し、欧米視察して帰国。
そもそも、なぜ米国は日本で裁かれたくないのか?
→日本にはきちんとした法律がなかったから。
1878年 外務卿 寺島宗則の交渉
まずは税権の回復に焦点を当てた。
アメリカから賛成を得るものの、イギリス・ドイツの反対で失敗。
よってアメリカとも失敗に終わる。
なぜなら、江戸時代にアメリカに対して最恵国待遇を結んでいたため。
つまり、すべての国からOKをもらう必要がある。
清との関係
1871年 琉球漂流民殺害事件
台湾に漂着した琉球漁民が、台湾原住民に殺害される。
1874年 台湾出兵
西郷従道が指揮を執る。
江戸時代、琉球は日本にも中国にも朝貢していた。
そして、日本も中国も台湾を狙っていた。
そこで、台湾を攻めてあげたら、「琉球は日本のもの」と主張できると考えた。