世界史
今日は世界史の日。
キリスト教がどのように発展したのか?をまとめておく。
イエスは、パレスチナに生まれた。
当時パレスチナでは、ユダヤ教が浸透していた。
ユダヤ教といってもいくつものグループに分かれていて、
その中でも、パリサイ派と呼ばれるグループが力を持っていた。
しかし、そのパリサイ派の宗教について、イエスは「なんか違うな~」
と思っていた。
イエスはやがて自分が救世主(メシア)であることを自覚する。
そして、以下の2つの考え方を広める。
- 神の絶対愛(無差別・無条件の愛)
- 隣人愛(民族的区分を否定)
しかし、こうした活動に対しパリサイ派の人たちの反感を買い、
イエスは十字架により処刑されてしまう。
キリスト教の伝導はここからさらに加速する。
といういのも、使徒と呼ばれるイエスの弟子たちがキリスト教の教えを広める活動に尽力するからである。
有名な弟子が、ペテロとパウロ。
ペテロは、ローマ伝道に、パウロは東方各地の伝道に尽力する。
4Cころまでには、『新約聖書』が完成する。
ここには、イエスの教えや使徒の伝道活動など、さまざまな物語がつづられている。
そんなキリスト教であるが、さまざまな迫害を受けてきた。
なぜキリスト教はそんなに迫害を受けるのか?
→それは「皇帝崇拝を否定」するからである。
ローマでは、「良き皇帝」は死後、神格化されるが、
キリスト教には自分たちの神がいるので、拝まなかった。
しかし、迫害を受けつつも、キリスト教の浸透は留まることを知らなかった。
なぜか?
彼らは、カタコンベという墓地の地下に逃げていたため。
そんななか、以下2名の皇帝の時代を経て、キリスト教は公認される。