2024/2/17今日の学び
世界史
今日からギリシア世界の歴史に入った。
ギリシアで1番古い文明はクレタ島でうまれた「クレタ文明」である。
地図はWikipediaより引用。
地図の下のほうにあるCreteがそれだ。
中心地クノッソスには城壁がなく、クレタ文明は、明るく平和的・海洋的な文化であったことがわかる。
次に紹介するのは、「ミケーネ文明」である。
これは現在のギリシアでうまれる。
巨大な城塞をもち、戦闘的な文化であった。
当時ギリシアには、以上のような文明が成立されていたが、
その後、ギリシア人の侵入が始まる。
鉄器を使用するドーリア人や、イオニア人、アイオリス人の侵入により、ミケーネ文明は崩壊。
400年間は史料に乏しい「暗黒時代」と言われた。
その後、ポリス(都市国家)の社会が成立する。
ギリシアは山が多く、大河や平野が少なく、降雨量が少ない。
だから、主食となる穀物がなかなか採れなかった。
一方で、オリーブやブドウなどの果樹栽培が発達。
これらを輸出し、穀物は輸入に頼っていた。
そのため、各地に植民市を建設した。
交易活動をどう展開していくか、知恵を出し合う必要があり、集住(シノイキモス)といい有力者が中心となり集まって生活を送っていた。
貴族政治の始まりである。
ギリシア人の生活
普段はアゴラ(公共広場)で生活する。
一方、非常時の城塞として、アクロポリス(丘)が存在した。
仲間意識も強かった。
ギリシア人の自称「ヘレネス」に対して、異民族については「バルバロイ」といって軽蔑した表現で呼んでいた。
このころにオリンピアの祭典が行われた。今のオリンピック。
4年に1度神にささげるお祭りのようなものだ。
オリンピア開催するときは、全ギリシア人は戦いを辞め、オリンピアに集中したという。
日本史
続いて、日本史の復習。
江戸時代の社会経済
江戸時代では、経営形態の変遷があった。
- 17世紀:農村家内工業
- 18世紀:問屋制家内工業
問屋(業者)が間に入って材料や道具を提供、しまいには生産品を買い取って、都市部で売ってくれるようになる。 - 19世紀:工場制手工業
工場で分業・協業する。
各地の名産品
ここでは有名なもののみ列挙する。
- 西陣織:京都の絹織物
- 有田焼:佐賀の陶磁器
- 灘の酒、伊丹の酒(大阪)
- 野田の醤油、銚子の醤油(千葉)