2024/2/13今日の学び
世界史
オリエント世界の統一についてまとめる。
オリエント世界の最初の統一国家が、「アッシリア」である。
当時の王は、アッシュ=バニパルという王だった。
しかし、彼の統治はうまくいかなかった。
その理由は、強制移住や重税など過酷な支配だったからだ。
その支配に対して、先住民たちは抵抗・反乱。
アッシリアは崩壊し、4つの国に分裂した。
4つの国は以下の通り。
①イラン高原に広がる「メディア」
②小アジア(アナトリア)の「リディア」
③メソポタミアがあったところにできた「新バビロニア」
④エジプト
さらにその後、オリエント世界は再統一された。
それが「アケメネス朝ペルシア」だ。
キュロス2世の時代に、メディア・リディア・新バビロニアを統一、
その子の時代にエジプトを統一し、オリエント世界を再統一した。
アケメネス朝ペルシアは、ダレイオス1世の時代が全盛期で、
彼の統治は完ぺきだった。
といのも、アッシリアの時と比べ、先住民に対して寛容な統治をしたからだ。
各地には知事(サトラップ)と、さらに「王の目」「王の耳」という知事の監視役を置いた。
ゾロアスター教を保護した。