2024/3/17今日の学び
世界史
今日は古代インドの続き。
当時のインドではやっていたのが、バラモン教である。
バラモン教と言う名の通り、バラモンが執行する祭式を中心とした宗教であった。
バラモン教の聖典『リグ=ヴェーダ』
しかし、バラモン教に対する批判はだんだんと大きくなっていた。
というのも、当時のインドでは、16か国が抗争をしていたが、
その際、戦っていたのは、バラモンより下の身分のクシャトリヤやヴァイシャ。
戦いの最中、バラモンたちはただお祈りをしていただけだった。
そんなバラモンへの批判から生まれたのが、「ウパニシャッド(奥義書)」である。
まずはバラモンファーストの価値観から脱却しようとして生まれた。
以下のような宗教がある。
仏教
- 創始者:ガウタマ=シッダールタ(釈迦)
- 尊称:ブッタ
カースト制度を否定し、慈悲の心と、人間の平等を説いた。
クシャトリヤをはじめ、ヴァイシャからも支持を得た。
ジャイナ教
禁欲・苦行、極端な不殺生主義。
カースト制度を否定した。
主にヴァイシャの間で支持された。